高血圧症の基礎知識

高血圧症の基礎知識

あなたは、健康診断で血圧が高いと言われてそのままにしてませんか?
血圧とは、心臓が心拍運動で血液を送り出した時の動脈にかかる圧力のことで、血液を送り出すときの一番縮んだ状態の時が「最高血圧」、逆に送り出す前の最大に膨らんだ時の「最低血圧」といいます。

血圧というのは、常に一定しておらず、緊張・運動・急激な温度変化など様々な要因で数値が上下しますので一過性の急激な血圧の変化も危険ですが、特に常々の血圧が高い方は、特に注意が必要です。
原因には、人により様々ありますが、高血圧が招く合併症は、心筋梗塞や脳梗塞など心臓や脳などの血管に及ぼす重篤な病気の可能性が高くあります。

このように高血圧は、とても危険な状態です。
こちらでは、高血圧の原因をご案内しています。
ぜひ、まずは原因を知り、その上で改善していただき今後のご健康にお役立て頂ければ幸いです。

血圧とは…

血圧とは、血液が心臓から送り出されて血管内を流れる血液が、動脈の内壁を押す圧力のことです。
血管には動脈、静脈、毛細血管などがありますが、通常は動脈の血圧を指します。
血液は、心臓の収縮と拡張の動きに伴って血液を送り出しています。

その為、心臓が収縮して血液を送り出すときには、動脈にグンと血液が送られるので圧力が強くかかり、最大血圧になります。
また逆に、拡張してるときが、最小血圧となります。
心臓の収縮と拡張の動きは、1分間に60~70回収縮し、1日には実に10万回程になります。
当然血管も身体の隅々の毛細血管に渡るまでそれだけ繰り返し強弱の圧力を受けている事になります。

血圧は、通常の場合の個人差もかなりありますが、1個人の中でも朝と夜、季節、温度、体調、運動や食事の内容、
ストレスなどの環境などにより大きく変動してしまいます。

血圧が上がる仕組み…

血圧とは、血管の中を血液が流れる際に、血管の壁に対してかかる圧力のことで、何らかの要因でこの圧力が強くかかっている状態を高血圧といいます。
高血圧というのは、たまたま測った時の血圧が高い症状のことで、「高血圧症」というのは日常的に血圧が最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上の場合に高血圧と診断されます。

最高血圧とは、心臓が血液を送り出している収縮と拡張の動きに伴って動脈の血管にかかる圧力が最大限に達したときで、最低血圧が拡張により圧力が最低に達した時の圧力の数値です。

血管は、若い時の柔軟性を持った血管は、血液の量に応じて伸び縮みしてスムーズに血液が通りますが、年齢を経ると柔軟性を失ってゆくのと合わせてストレスや暴飲暴食、乱れた生活習慣などにより高脂血症や高血糖、糖尿病・過剰な内臓脂肪などの様々な要因で内部にはコレステロールなどが溜まって、動脈硬化をきたし血管内径が狭くなります。
その為に、血液がスムーズに通らなくなり血管にかかる圧力の上昇で、高血圧症を発症してしまいます。

高血圧症の種類

高血圧には原因がはっきりしていない本能性高血圧と、他の病気などが原因で高血圧になる原因がはっきりとしている二次性高血圧の2種類に分けられます。
このうち日本人の約9割は本態性高血圧といわれています。

二次性高血圧

腎臓病や内分泌系の病気、薬剤などの影響で起こる高血圧で、その原因となっている病気が完治すれば血圧も下がります。
ですので血圧そのものの治療よりも原因となっている治療を優先させます。

本態性高血圧

本態性高血圧ははっきりした原因がわからない高血圧です。
本能性高血圧は、年齢とともに徐々に血圧が上がり高血圧になる方は、身内にも血圧の高い方が多い傾向がみられ、遺伝子が関係している可能性が高いと思われます。
塩分の摂りすぎやタバコ、お酒、ストレスなどの悪い生活習慣などの環境などこれらの要因に起因して発症すると考えられています。

判定基準とは

血圧とは、心臓が収縮して血管に血液を送り出したときの血管壁かかる圧力の数値ですね。
よく「血圧の上がいくつ」「血圧の下がいくつ」と言いますが、それは心臓が収縮して血液が送り出されて最も血圧が高くなったときの血圧値「収縮期血圧」が「上がいくつ」。
反対に心臓が膨らんで、心臓が血液を送り出す働きをしていない状態の血圧値「拡張期血圧」を「下がいくつ」と呼んでいるものです。

収縮期血圧が140mmHg以上、または、拡張期血圧が90mmHg以上のときに、高血圧と診断されます。
治療の際には、・若年・中年者では収縮期血圧が130mmHg以下、拡張期血圧が80mmHg未満。
高齢者の場合は、収縮期血圧が140mmHg以下、拡張期血圧が90mmHg未満。
糖尿病や腎臓病の方は、より低めの収縮期血圧が130mmHg以下、拡張期血圧が80mmHg未満。

が目標とされます。

合併症について

一過性脳虚血発作:脳血栓の前触れと考えられる時もあり一過性(一時的)に脳血管が詰まった状態となることを指します。

高血圧と心疾患

左室肥大

高血圧によって左室肥大がおこってきます。
高血圧などのために心臓が大きくなるのは良くないことです。

うっ血性心不全

左室肥大が進行するとうっ血性心不全へと進行します。
これは心臓のポンプ作用が充分働けなくなった状態で肺に水が貯まり、呼吸も苦しくなってしまいます。

狭心症

心臓の筋肉に酸素や栄養を支給している冠動脈が血液循環の障害によっておきる疾患です。
症状は主として胸痛、胸内苦悶感であります。

心筋梗塞

血管が完全に閉塞されて血液が流れなくなると心筋梗塞と呼ばれます。
症状は主として胸痛、胸内苦悶感であります。

高血圧と腎疾患

高血圧と腎硬化症

腎臓への血液不足し腎臓の機能が低下する為。
症状は、夜間頻尿と軽度の蛋白尿です。

高血圧と大血管病変

解離性動脈瘤

石原裕次郎が手術を受けたことで知られるの病気です。
動脈が裂ける恐ろしい病気です。

大動脈瘤

動脈硬化が進行し大動脈の至る箇所に起こる。
破裂し大出血をおこす可能性があります。

高血圧と眼底病変

網膜静脈血栓症

視力障害があらわれます。

うっ血乳頭

脳圧亢進によって眼底の視神経乳頭と呼ばれるところが発赤、浮腫、突出、静脈怒張、出血や白斑を呈する状態をいいます。
放置していると視神経の萎縮をおこしてしまいます。”

サイレントキラーと言われる訳とは…

高血圧の怖さは、ほとんど自覚症状がないという事でしょう。
別名サイレントキラー(沈黙の殺人者)と言われる由縁です。
高血圧の状態でほっておくと体の中では、強すぎる血圧が血管壁を傷をつけ続ける事で、血管壁に細胞レベルの異常が生じて、動脈硬化が進んでゆきます。

このようにして動脈硬化が進むと、また血圧がさらに高くなるという悪循環で、血管に絶えず強い負担がかかりボロボロになってゆきます。
そして最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気を引き起こしてしまいます。
つまり、高血圧の怖さは、高血圧自体ではほとんど自覚症状がない為、治療が遅れ、色々な合併症を患ってしまう事です。

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