交感神経抑制薬の特徴・効果・副作用・注意点など

交感神経抑制薬の特徴・効果・副作用・注意点など

血圧が高く食事療法や運動療法でコントロールができなかった場合、薬物療法が選択されることになります。

さまざまな種類の降圧薬があり、患者に合った薬の種類や組み合わせが選択されることになりますが、おもな薬の種類としては交感神経抑制薬を挙げることができます。

今回はこの交感神経抑制薬の効果をはじめ、副作用や使用時の注意点、代表的な薬の種類について取り上げていきますので、どういう薬なのか知りたい人はチェックしてみてください。

交感神経抑制薬の効果

私たち人間の体は、交感神経が昂ると血管の収縮が起こります。

血管収縮作用がもたらされてしまうと、血圧の上昇を招いてしまいます。

交感神経抑制薬は中枢神経に作用し、交感神経の昂りを抑制する効果があるのが特徴です。

これにより血圧を高めるホルモンが生成される量が少なくなり、血管拡張作用がもたらされて血圧が低下します。

なお、交感神経抑制薬には直接交感神経に作用する末梢性交感神経抑制薬があるものの、血圧低下作用はもたらされますが、副作用が強く出てしまいます。

よって、いまは末梢性交感神経抑制薬が使用されることはほぼありません。

なお、交感神経抑制薬は妊娠している際や、別の高血圧の薬で効果が十分にあらわれない場合に選択されます。

副作用や注意点

降圧剤に限らず、どんな薬にも多少なりとも副作用が引き起こされるリスクがあるのですが、交感神経抑制薬を使用した場合にも副作用が引き起こされる可能性はあります。

おもな副作用の種類としては、めまい、眠気、疲労感、口の渇きなどを挙げることができます。

おもな薬の種類

交感神経抑制薬は、中枢性のものと末梢性のものがありますが、前者で代表的な薬の種類としては、カタプレス、ワイテンス、アルドメットが挙げられます。

前述した効果のほか、心拍出量や腎血流量が減少しないことから、心不全や腎不全の場合にも投与することができるのが特徴です。

末梢性交感神経抑制薬としては、アポプロン、ベハイドRAという商品名の薬が挙げられます。

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