血圧を下げる食べ物について詳しく!

血圧を下げる食べ物について詳しく!

穀類

血圧を下げるということで評価されている食品は数多くありますが、穀類にも高血圧の予防や改善によいとされているものはいろいろとあります。
血圧対策に効果的な穀類とその特徴を紹介しますので、興味のある人は一読してみてください。

大麦

体のなかのカリウムとナトリウム量により血圧の数値は変動しますが、大麦にはこれらのうち、カリウムがたっぷりと含まれています。
カリウムには血圧を下げる作用が期待されているため、高血圧の予防や改善にいいと評価されているのです。
また、大麦には食物繊維も含まれていますが、この成分が余計な塩分を吸着し、体外へと排出するのを促してくれるため、血圧が高まるのを防いでくれるという効果も期待できるでしょう。

玄米

玄米にはアミノ酸の一種であるギャバが含まれており、この栄養成分には血圧降下作用があります。
さらに血圧を下げる効果が期待されている食物線異、カリウム、マグネシウム、フィチン酸のほか、欠乏すると血圧が上昇しやすくなるカルシウムも含まれています。
なお、玄米といっても発芽玄米は、ギャバが3倍も含まれているなど栄養価が高いため、血圧対策として摂るのであればこちらがおすすめです。

そば

そばに豊富に含まれている、ビタミンPの一種であるルチンには、ビタミンCと協力して血圧を下げる作用がもたらされるという特徴があります。
また、カリウム、マグネシウム、リン、鉄がそばには含まれています。
こういったミネラル類には高血圧を防止する効果が期待されているため、血圧対策に役立てられます。

そのほか、そばにはACE阻害物質が豊富に含まれています。
ACEというのはアンジオテンシン変換酵素といい、血圧を低下させてくれる物質を破壊する性質を有しています。
ACE阻害物質はこのアンジオテンシン変換酵素の活動を文字通り阻害してくれますので、血圧を下げる効果が期待できるのです。

キヌア

キヌアにはたんぱく質、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維が豊富に含まれています。
このことから、血圧が高くなってしまうのを防ぐ効果が期待されています。

黍(きび)

きびには100gあたり800mgほどのカリウムが含まれていますが、前述したように、この成分には血圧を下げる作用が期待されています。

野菜類

血圧が高い人のなかには食生活が原因となっている人が少なくありません。
日頃の食事内容の見直しにより高血圧の予防や改善効果が期待できますが、野菜類のなかでとりわけ効果的な食材をピックアップし、特徴を紹介していますので、献立作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。

玉ねぎ

玉ねぎには辛み成分の硫化プロピルが含まれていますが、空気に当たるとチオスルフィネートと呼ばれる成分に変換されます。
これは玉ねぎを調理する際に涙が出る原因となる成分なのですが、これが血液の粘度を下げる作用をもたらし、高血圧に効果的だと考えられているのです。

セロリ

セロリにはさまざまな成分が含まれていますが、そのなかでも血圧対策にいいのはカリウムと食物繊維です。
高血圧を予防したい人は積極的に摂りたい食材であるといえるでしょう。

パセリ

主食の付け合わせとしてお目にかかる機会の多いパセリですが、実はカリウムが豊富に含まれているのです。
カリウムには血圧を下げる効果が期待できますので、これを機にいつもは捨ててしまっていたパセリを食べるようにしてみてはいかがでしょうか。

にんにく

にんにくには血圧対策への効果が期待されているイオウ化合物が含まれています。
この成分が血液の流れをスムーズにし、動脈の血管壁を拡張させてくれることによって、血圧を低下させるといわれているのです。

トマト

トマトにはカリウムがたっぷりと含まれているという特徴があります。
カリウムは体内に存在する余計な塩分の排出を促し、血圧を下げる効果が期待されているのです。

ピーマン

ピーマンにはビタミンPが含まれており、これが血圧対策に効果的であるとして注目が集まっています。
ビタミンPは毛細血管を強化し、血圧低下へと導いていく特徴があります。

にんじん

にんじんには血圧を下げる効果が期待されている食物繊維、コハク酸カリウム塩が含まれています。

ほうれん草

ほうれん草には血圧上昇の原因となるナトリウムの排出を促す、カリウムが豊富に含まれています。

ブロッコリー

ブロッコリーにもほかの野菜類と同様に、余分な塩分の排出を促進してくれる、カリウムがたっぷりと含まれているのが特徴です。

乳製品

さまざまな血圧を下げるのに有効とされている食品がありますが、乳製品の中にも血圧対策に効果的なものがあります。
順番に紹介していきますので、食生活の中で意欲的に摂っていきましょう。

牛乳

牛乳にはタンパク質のカゼインが豊富に含まれています。
カゼインは体内に入るとさまざまなペプチドに分解され、多くの作用をもたらしますが、その中の一つに血圧を下げる効果があるのです。
ペプチドが血圧を高めるアンジオテンシン変換酵素の作用を阻害し、血圧が高まるのを防止してくれます。

また、牛乳にカルシウムが多く含まれているのはよく知られている話ですが、カゼインが吸収を促してくれる分、効率的に補給することが可能です。
豊富なカルシウムには、血圧をコントロールする効果を期待することができます。
そのほか、量としては決して多くはありませんが、血圧を上げる余分なナトリウムを尿と一緒に排泄するのを促してくれるカリウムも含まれています。

ヨーグルト

ヨーグルトは牛乳の発酵食品であるため、牛乳と同様の栄養成分を補給することが可能です。
ペプチドやカルシウム、カリウムが血圧のコントロールに役立ちます。

そのほか、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には悪玉コレステロールの減少、善玉コレステロールの増加といった効果が期待でき、腸内環境を改善したり、免疫力を強化したりといった作用がもたらされます。

豆乳

豆乳は大豆が原料として使用されている乳製品のため、タンパク質、必須アミノ酸全種類が含まれているほか、血圧の調整に効果的なカリウムやマグネシウムも豊富に含まれています。

カリウムは体外へと余分なナトリウムを排出してくれる作用があり、マグネシウムには血液のめぐりをよくし、強い血管をつくるのに役立ちます。
抗酸化作用のあるビタミンEが血管の老化防止に、ビタミンB群が脂肪や糖分の代謝を促進し、肥満からくる高血圧の予防に効果的です。

脱脂粉乳

乳製品の中ではダントツのカリウムの含有量を誇ります。
100gあたりになんと1,800mgのカリウムが含まれているのです。
体内の余分なナトリウム排出を促す効果としては、乳製品では脱脂粉乳がもっとも優れているといえます。

イモ類

イモ類の中にも、血圧低下に効果的とされているものがいろいろとあります。
できる限り紹介しますので、毎日の献立づくりに役立てていただけると幸いです。

さつまいも

さつまいもには余分なナトリウムを尿と共に排出してくれるカリウムが豊富に含まれています。
また、ナトリウムを吸収し、便と共に体外に排出してくれる食物繊維もたっぷりと含まれているのです。

それから、さつまいもには紫色の色素であるアントシアニンが豊富に含まれていますが、これには血圧を高める酵素を阻害する効果が期待できます。
そのほか、さつまいもの食物繊維にはコレステロールの低下作用が期待できますし、ビタミンCはデンプンで守られているため、強い血管をつくることにもつながります。

じゃがいも

体内の余計なナトリウムを尿と一緒に出すのを促してくれるカリウムが、じゃがいもには多く含まれています。
また、じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれていますが、デンプンに保護されているため熱への耐性があり、強い血管をつくることにも役立ちます。
そのほか、便と一緒にナトリウムの排泄をおこなってくれる、食物繊維の含有量も優れています。

里芋

里芋には、ほかのイモ類と同様に、多くのカリウムが含まれています。
カリウムには既に述べたように、尿と共に体内の余計なナトリウムを排出してくれるという作用が期待できます。

また、食物繊維も豊富で、ナトリウムを吸収し便と共に体外へと排泄する効果も望めます。
さらに里芋のヌメヌメ成分であるガラクタンには、血圧降下作用や、コレステロールを低下させる作用があります。

山芋

山芋にはコリンが豊富に含まれていますが、これは血管拡張作用をもたらすことで血圧を低下させるアセチルコリンのもとになります。
さらにレシチンのもとにもなっており、血管壁にコレステロールが沈着してしまうことの防止に役立ちます。
また、山芋もカリウムがたっぷりと含まれているのが特徴で、体内の余分なナトリウムを尿と一緒に排泄するのを促進してくれます。

大豆製品

大豆製品と一口にいってもいろいろな種類がありますが、中には血圧対策としてぜひ取り入れたほうがいい品目もあります。
ここではその種類と特徴について触れていきますので、血圧の数値が心配な人はチェックして毎日のメニューに上手く組み込みましょう。

納豆

酵素の一種である特有成分のナットウキナーゼが、納豆には豊富に含まれています。
ナットウキナーゼは血栓を溶かす作用をもたらしてくれるため、ドロドロ血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるのです。
血液の流れがよくなることにより、血圧の調整が上手くいくようになり、高血圧の予防に役立ちます。

豆腐

豆腐を食べることにより若い血管年齢を維持するといわれていますが、ほかにも尿中に余分なナトリウムを排出するのを促進するという作用がもたらされます。
ナトリウムは塩分のことであり、これを摂取し過ぎると高血圧の原因になってしまうのですが、豆腐が排出を促してくれるため、予防効果が期待できるのです。

おから

おからには体内の余分なナトリウムの排泄を促進してくれるカリウム、足りなくなると高血圧を招くリスクが増大するカルシウムが豊富に含まれています。
また、イソフラボンが含まれているのもおからの特徴で、血圧やコレステロールを抑制する作用がもたらされます。

そのほか、コレステロールを溶かして血液をサラサラにしてくれるレシチンが、高血圧と関わりの深い動脈硬化対策に効果的なほか、中性脂肪を減らし高血圧の原因となる肥満対策に有効なサポニンもおからには含まれているのです。

湯葉

湯葉は高たんぱく、低カロリーという特徴があり、含まれている脂肪分は不飽和脂肪酸のため、悪玉コレステロール低下作用がもたらされ、たんぱく源としては血圧が心配な人が摂るのに適しています。

おからにも含まれているサポニンが含まれているほか、血管拡張作用をもたらし血行をよくするコリン、末梢血管の値のめぐりを改善するトコフェロール、高血圧の原因になる便秘解消に役立つ食物繊維など、血圧対策として摂取したい成分が湯葉には多く含まれているのです

どの種類の酢にも酢酸が含まれているため、血管拡張作用がもたらされ、血圧が高い人の血圧を降下させてくれる効果が期待できるといわれています。
ただ、酢といってもさまざまな種類があります。
ここでは、とくに高血圧対策として取り入れるのにおすすめなものを厳選し紹介していますので、興味のある人はチェックしてみてください。。

黒酢

酢酸と同様に血液をサラサラにし、血液のめぐりをスムーズにしてくれる、アミノ酸の含有量が非常に多いのが特徴です。
また、疲労により溜め込まれた乳酸の分解を促して血行を改善するクエン酸も豊富に含まれています。

リンゴ酢

リンゴ酢にはカリウムが含まれているという特徴があります。
カリウムは血圧の上昇を招く原因となる、体内の余分なナトリウムの排泄を促進し、血圧低下作用をもたらしてくれる栄養成分です。

バルサミコ酢

ポリフェノールがたっぷりと含まれているのが特徴で、活性酸素を取り除いて血液の流れをスムーズにする効果が期待できます。
さらに酢酸が血管拡張作用をもたらし、血圧を下げるのをサポートしてくれるのです。
そのほか、ミネラル類の吸収をよくするという作用ももたらされて、不足すると高血圧を招くリスクが増大するカルシウムの補給を効率的にしてくれます。

柿酢

血圧降下作用をもたらしてくれるタンニンが含まれているほか、余分な体内のナトリウム排泄を促すカリウムもたっぷり含まれています。
また、ポリフェノールも含まれており、活性酸素の除去や血液の流れをよくすることにも貢献してくれるでしょう。

はちみつ酢

豊富な有機酸が血圧低下を後押ししてくれるほか、血圧対策として摂取したいカリウムやカルシウムも含まれています。

ワインビネガー

ぶどう酢とも呼ばれますが、血圧降下作用をもたらしてくれる酢酸のほか、ポリフェノールが豊富に含まれているのが特徴です。
活性酸素を除去、コレステロールを抑制し、血液をサラサラにするため、血圧対策として効果的です。

青魚

血圧の数値が気になる人は、血圧を下げるのに役立つとされている青魚を積極的に摂りましょう。
ここでは、とくに血圧対策に効果的な青魚の種類と、栄養成分の解説をしていきます。

イワシ

イワシには血栓を溶かし、血管拡張作用をもたらすことで血のめぐりをスムーズにし、血中コレステロールや中性脂肪を抑制してくれる、EPAが豊富に含まれています。

また、血圧上昇の原因となるACEの作用を阻害してくれるペプチドが含まれているほか、不足することにより高血圧を招きやすくなってしまう、カルシウムもたっぷりと含まれているのです。

さんま

さんまには抗血栓作用、血管拡張作用をもたらしてくれるほか、血行をよくして血中の中性脂肪やコレステロールを抑えてくれるEPAが多く含まれています。
また、毎日十分な量を摂っていなければ血圧の上昇を起こしてしまう、カルシウムが多く含まれている点も見逃せません。

そのほか、貧血対策によいとされているビタミンB12、眼精疲労やがんを未然に防ぐのにいいビタミンA、抗酸化力に優れていて老化や病気の予防に効果的なビタミンEなども含まれています。

さば

イワシやさんまと同様に、さばにも高血圧や動脈硬化といった生活習慣病の予防や改善に効果的なEPAがたくさん含まれています。
そのほか疲労回復に効果的なビタミンB、不足すると高血圧を招くリスクが増大するカルシウムの吸収を助けるビタミンDの含有量が多いのもさばの特徴といえるでしょう。

アジ

EPAが豊富に含まれているのはもちろんのこと、中性脂肪やコレステロールの増加を抑制、血液の流れをスムーズにする、血圧上昇を抑制するタウリンが多く含まれています。
また、体内の余分なナトリウムを体外へと排泄するのを促進してくれるカリウム、不足すると高血圧の原因になるカルシウムも含まれているのです。
さらに抗酸化物質であるビタミンE、疲労回復によいとされるビタミンB、がん予防や眼精疲労に有効といわれているビタミンAなどもアジには含まれています。

魚介類

血圧を下げるのに有効とされている食材としてはさまざまなものが挙げられますが、魚介類の中にも多くの血圧対策に貢献してくれるものがあります。
ここでは魚介類の中で、青魚を除くもので血圧によい食材を紹介しますので、参考情報としてお役立てください。

アナゴ

アナゴには、不飽和脂肪酸の一種であるEPAが豊富に含まれています。
EPAが血栓を溶かすほか、血管拡張作用をもたらしてくれることから、サラサラ血液になったり、血中の中性脂肪やコレステロールを抑制するのに効果的です。
血圧対策のほか、高血圧とも関わりの深い動脈硬化対策としても活躍してくれる食材です。

うなぎ

血圧対策によい栄養成分として、アナゴにも豊富に含まれているEPAが多く含まれているほか、カリウムが含まれている点が見逃せません。
カリウムには血圧を上昇させる原因となる、体内の余分なナトリウムの排泄を促進する作用があり、血圧対策で活躍してくれます。

牡蠣(かき)

海のミルクと称されており、栄養成分が豊富な牡蠣には、タウリンが豊富に含まれています。
タウリンはコレステロールや中性脂肪の増加を抑制したり、血液をサラサラにしてくれたり、血圧が高くなるのを抑えてくれる作用をもたらしてくれるため、動脈硬化や高血圧の対策に効果的です。

あさり

牡蠣と同様に、コレステロールや中性脂肪の増加を抑える、サラサラ血液にする、血圧上昇を抑制するタウリンがあさりにはたっぷりと含まれています。
ほかにも血圧対策に役立つ栄養成分として、コレステロールの増加を抑制する作用をもたらしてくれる、コハク酸が含まれています。

いか

血中コレステロール値の低下、血圧上昇抑制作用が期待されているタウリン、抗血栓作用や血管拡張作用をもたらしてくれるEPAが多く含まれているのがいかの特徴です。

たこ

タウリンの含有量が多いほか、中性脂肪やコレステロールの分解をし、高血圧の誘因となる肥満の防止によいナイアシンが含まれています。

えび

コレステロールや中性脂肪の増加を抑え、血行をよくして血圧の上昇を抑制してくれるタウリンが豊富に含まれているのがえびの特徴です。

ナッツ類

ナッツ類に対し、脂質が多く高血圧の原因にもなる肥満を招きやすいという印象を持っている人もいるのではないでしょうか。
しかしながら、実際のところナッツ類は逆に血圧を下げるのによいことがわかっているのです。
ここでは血圧対策に効果的な品目と、その品目に含まれている栄養成分について説明していますので、興味のある人はチェックしてみてください。

また、ここで挙げるナッツ類は脂肪分は良質ですが、カロリーは高いため、食べ過ぎにならないように注意しなくてはいけません。
調理に少量取り入れる程度で料理の味にコクが出たり、ナッツ類の香ばしい味を楽しめるため、1日に摂取するナトリウム量を少なくしたい人にもおすすめです。

アーモンド

アーモンドにはオレイン酸と呼ばれる脂肪分が多く含まれていますが、この成分が悪玉コレステロールを減少させて、善玉コレステロールを増加させてくれます。
これによりサラサラ血液を作るのに役立ち、血圧のコントロールに貢献してくれるのです。
また、アーモンドはポリフェノールやビタミンEの含有量にも優れており、老化や病気の原因になる活性酸素の対策でも活躍してくれることでしょう。

カシューナッツ

アーモンドと同様に、カシューナッツに含まれている脂肪分の大部分はオレイン酸です。
したがって、前述したように血圧の調整に役立ってくれるほか、ミネラル類のカリウムも含まれているため、体内の余分なナトリウムの排泄を促し、血圧の上昇を防止、血圧低下作用をもたらしてくれます。

松の実

松の実は、ほかの品目にはないピノレン酸と呼ばれる成分がたっぷりと含まれているのが特徴です。
このピノレン酸がコレステロール値が高まるのを防いでくれたり、血圧が上昇してしまうのを防止してくれます。

くるみ

リノール酸とγ-リノレン酸がバランスよく含まれており、悪玉コレステロールの減少に効果的です。
さらにアルギニンと呼ばれるアミノ酸が豊富に含まれており、血管を拡げて血圧効果作用をもたらしてくれます。

きのこ類

ご存じないという人もいるかもしれませんが、実はきのこ類にも血圧対策に役立つものが多くあります。
どの種類のきのこが血圧によいのかここで確認し、食卓に出す機会を多くしてみてはいかがでしょうか。

しいたけ

しいたけにはエリタデニンと呼ばれる特有成分が含まれています。
エリタデニンは食物繊維に分類されていますが、体内の余計なナトリウムの排泄を助け、血圧低下作用をもたらすといわれています。
なお、しいたけの戻し汁を使ったラットに対する実験の結果、血圧を下げる効果があることがわかっています。

また、同じくナトリウムの排泄を促すカリウムも多く含まれています。
そのほか、低カロリー食品でもあることから、肥満が原因となる高血圧の対策としてもおすすめです。

まいたけ

まいたけはエリンギほどとまではいかないものの、しいたけよりもカリウムの含有量が多いのが特徴です。
このカリウムが体内に余分に存在するナトリウムの排泄を促進し、血圧を下げる作用をもたらしてくれます。

きくらげ

きくらげには体の中にある余計な塩分の排出を助けてくれるカリウムが豊富に含まれているほか、不溶性食物繊維も多く含まれているのが特徴です。
この不溶性食物繊維が含まれていることから、血圧上昇の一因となる便秘の解消にも効果的です。

エリンギ

エリンギは体内の塩分排泄を促進し、血圧上昇を防止してくれるカリウムが、きのこ類で最も多く含まれています。
また、血液のめぐりを改善するのに効果的とされている、ナイアシンが豊富に含まれていますが、この栄養成分も血圧対策に役立ちます。

しめじ

香りマツタケ味しめじといわれており、美味しさに注目が集まりがちなしめじですが、血圧対策にもいいということでも評価されているのです。
しめじには体内の余分なナトリウム排出を促すカリウム、血液のめぐりをよくするナイアシン、高血圧の一因である便秘解消に効果的な不溶性食物繊維がたっぷりと含まれています。

豆類

豆類の中には、血圧対策のためにぜひ取り入れてほしいものがいろいろとあります。
血圧を下げるのに効果的とされている品目や、血圧に有効に作用する成分について取り上げていますので、血圧の悩みがある人は一読してみてください。

大豆

畑の肉と称されている大豆には、イソフラボンが豊富に含まれているという特徴があります。
このイソフラボンが血圧に良いといわれているのですが、血圧以外の効果も見込めます。
血圧に対する効果としては、血管拡張作用をもたらすことにより数値を下げるといわれています。

また、悪玉コレステロールをイソフラボンが減少させることにより、動脈硬化の予防にも役立つと考えられているのです。
栄養成分が豊富でも肉類よりカロリーや脂質が少ないため、肥満からくる高血圧を防止したい人にもおすすめです。

小豆(あずき)

小豆に含まれているサポニンは、高血圧を防止するのに役立つ、中性脂肪値の低下作用をもたらしてくれます。
そのほか、毛細血管を拡張し、血圧低下作用をもたらすマグネシウム、体内の余分な塩分の排出を促してくれる作用をもたらすカリウムも含まれているのです。

枝豆

枝豆には体内の余分なナトリウムの排出を促進し、血圧上昇を防いでくれるカリウムをはじめ、食物繊維が豊富に含まれているという特徴もあります。
水溶性と不溶性の食物繊維が含まれていますが、とりわけ不溶性の食物繊維が高血圧の一因である便秘解消に効果的です。

いんげん豆

体の中に存在する余分なナトリウムは血圧の上昇を招く原因となってしまいますが、いんげん豆に豊富に含まれるカリウムがこの対策に効果的です。
カリウムはナトリウムの体外への排泄を助け、血圧上昇を防止してくれるという作用をもたらしてくれます。

きなこ

ほかの豆類にも豊富な、体内の余計なナトリウムの排泄を促進してくれるカリウムが豊富に含まれています。
そのほか、血管を強くするたんぱく質、高血圧の一因となる便秘解消に役立つ食物繊維も多く含まれているのがきなこの特徴です。

肉類

肉類というと血圧を上げるイメージがあるという人は多いでしょうが、実は反対に下げるのに効果的な種類もあるのです。
ここでは血圧低下に効果的な肉類を紹介しますので、対策をしたい人は上手く毎日のメニューに盛り込んでみてください。

鶏肉

鶏肉にはカルノシンと呼ばれるペプチドの一種が含まれています。
カルノシンは血圧を上げるアンジオテンシン変換酵素を抑制する作用をもたらしてくれるため、高血圧の予防に効果的です。
また、血管拡張作用をもたらす必須アミノ酸のイソロイシンも含まれているため、血液サラサラ効果も期待できるでしょう。

鶏ささみ

体内の余分なナトリウムを排出するのを促してくれるカリウムが、鶏ささみには豊富に含まれています。
具体的な量としては、100gで420mgのカリウムを補給することが可能です。

子牛肉

血管を拡張する作用をもたらしてくれて、血液のめぐりをスムーズにするイソロイシンが子牛肉には含まれています。
また、血圧上昇の原因の一つとして挙げられるストレスの軽減に効果的なヒスチジンも含まれているのが特徴です。
なお、子牛肉にはカリウムも含まれており、ばら肉の場合は100gあたり320mgあります。

豚ヒレ肉

血圧が高まる原因の一つである、過剰な塩分の摂取対策に豚ヒレ肉は有効です。
余分な塩分の排出を促進してくれるカリウムが豊富に含まれているからです。
なお、豚ヒレ肉100g中には410mgのカリウムが含まれています。

ビーフジャーキー

塩分が多い印象のビーフジャーキーですが、脂肪分が少なくナトリウムの排出をサポートしてくれるカリウムの含有量が多いという特徴があります。

生ハム

ほかの血圧対策に効果的な肉類にも含まれていますが、とくに生ハムのカリウム含有量は優れています。
ビーフジャーキーは100gあたり760mgのカリウムが含まれていますが、生ハムには470mgのカリウムが100g中に含まれているのです。

海藻類

決して数は多くないものの、海藻類の中にも血圧を下げるのに効果的と評価されているものがあります。
海藻類の中で何が血圧を下げるのに役立つのか、どの成分が血圧に作用をもたらしてくれるのかを解説しますので、興味がある人はチェックして日々の献立に上手く取り入れていきましょう。

寒天

寒天に含まれている成分のうち、80%程度を占めているのが食物繊維です。
食物繊維は余計なコレステロールを減らしたり、血圧を下げる作用をもたらしたりしてくれます。
したがって、動脈硬化を未然に防いだり、高血圧にならないための対策に役立つのです。

そのほか、食物繊維が豊富に含まれていることから、動脈硬化や高血圧の予防以外にも、便秘を解消したり、ダイエット効果を得たり、血糖値が上がるのを抑制して糖尿病を未然に防ぐのに役立てたりといった効果が望めるのも魅力的です。

昆布

こんぶには特有のアミノ酸であるラミニンや、アルギン酸が含まれているという特徴があります。
ラミニンには血圧を下げる作用が期待でき、アルギン酸には体の中にナトリウムが取り込まれてしまうのを抑制する作用が期待できます。

したがって、血圧を下げたり、上昇するのを防いだりする効果を望むことができるのです。
そのほか、食物繊維が豊富なため、便秘の解消に役立てたり、カルシウムや鉄が多く含まれていることから、貧血を未然に防ぐことにも効果的です。

ワカメ

ワカメには体内の余分なナトリウムの排出を促してくれるアルギン酸、カリウムが含まれています。
これらの成分が血圧を下げるのに効果的なほか、血圧降下作用をもたらしてくれるペプチン、血液をサラサラにしてくれる効果が見込めるフコイダンも含まれているのです。

低カロリーであることから、ダイエット食材として取り入れるのもよいでしょう。
とくに肥満は高血圧の原因になりますので、摂取カロリーを抑えるのは血圧対策として効果的です。
なお、カロリーが低いのは寒天、昆布も共通しています。

植物油

血圧を下げるための対策として効果的な食品はさまざまですが、植物油の中にもよいといわれているものがあります。
ここではとくに血圧が気になる人に推薦したい植物油の種類と特徴について取り上げていますので、参考にして日々の食生活に盛り込んでみてください。

亜麻仁(あまに)油

亜麻仁油はほかの植物油と比較して、圧倒的に不飽和脂肪酸の含有量が多いという特徴があります。
とりわけ亜麻仁油に含まれているαリノレン酸が血管拡張作用をもたらし、血圧を低下させるのに効果を発揮してくれます。

オリーブオイル

オリーブオイルには、不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸が豊富に含まれています。
オレイン酸は悪玉コレステロールを減少させると共に、善玉コレステロールを増加させてくれるほか、抗酸化力に優れるポリフェノールが悪玉コレステロールの酸化を抑制してくれます。

これによりいわゆるドロドロ血液をサラサラにする効果が期待でき、血管年齢を若く保つことに繋がるほか、高血圧と関わりの深い動脈硬化を未然に防ぐ効果が望めるのです。

ごま油

ごま油に含まれる脂質の半分程度の割合を、不飽和脂肪酸のオレイン酸が占めています。
悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことでサラサラ血液にし、高血圧を招く動脈硬化の予防に役立ちます。

紅花油

紅花油は、不飽和脂肪酸の一種であるリノール酸が豊富に含まれているのが特徴です。
植物油の中ではこのリノール酸が含まれている量が一番多く、血中コレステロールを減らす効果が期待できます。
また、体の中でリノール酸はホルモン様物質に変わり、この物質が血管拡張作用をもたらすことから、血圧降下作用があらわれるといわれています。

菜種油

オメガ3のαリノレン酸が、亜麻仁油には及ばないものの多く含まれています。
αリノレン酸が血管を拡げて血圧降下作用をもたらしてくれるため、数値が気になる人が摂るのに向いているといえるでしょう。

果物類

フルーツの種類は非常に多くありますが、中には血圧を下げるための対策に効果的といわれているものもあります。
どの果物のどの栄養成分が血圧によいのか、早速みしていきましょう。

アボカド

栄養成分が豊富なことで有名なアボカドですが、含まれている脂肪の大部分が不飽和脂肪酸です。
この不飽和脂肪酸はコレステロールを増やしにくいのが特徴で、血圧の上昇に繋がる動脈硬化の予防によいといわれています。
また、体の中にある余計なナトリウムを体外へと排出するのを促してくれるカリウムの含有量に優れているため、血圧低下に効果的です。

グレープフルーツ

体内の余分なナトリウムの排泄を促進するカリウムがたっぷりと含まれています。
ただし、高血圧薬を使用中の人は、副作用を起こすリスクがありますので、摂らないのが無難です。
薬を使用するまでではないものの、血圧を下げる対策をしたい人が摂るのに適しています。

柿には渋み成分のタンニンが豊富に含まれています。
このタンニンが血圧降下作用をもたらしてくれるため、血圧を下げる対策として効果的です。

イチゴ

ここで挙げたほかの果物類にも豊富に含まれているカリウムが、いちごには多く含まれています。
体内の余計なナトリウムを体外へと追い出すのを促し、血圧が上昇するのを防止するのに役立ちます。

すいか

野菜類としても分類されているスイカですが、実にさまざまな栄養成分が含まれているのが特徴です。
なかでも血圧を下げる作用をもたらしてくれることと関わりの深い、カリウムやカルシウムなどのミネラル類も含まれているのが見逃せないポイントです。

キウイフルーツ

血圧の上昇を防止し、血圧を下げる対策に有効とされているミネラル類のカリウムがたっぷりと含まれています。

バナナ

血圧を下げるのに効果的なカリウムが、リンゴの約3倍含まれているのが特徴です。
また、血管の働きを悪くする便秘の解消に役立つ、食物繊維もバナナには多く含まれています。

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